何かを選ぶとき、
ふとこんな言葉が頭に浮かぶことはありませんか。
- これくらい普通でしょ
- みんなやってるし
- 特別なことじゃない
この言葉、
一見すると冷静で、
自分を安心させてくれる言葉でもあります。
でも同時に、
判断を少しだけ鈍らせる力も持っています。
「普通」は、考えなくていい理由になる
「これくらい普通」と思えた瞬間、
頭の中ではこんな処理が起きています。
- 比較しなくていい
- 深く考えなくていい
- 自分だけの問題じゃない
つまり、
判断の手間を省いてくれる言葉。
疲れているときや、
余裕がないときほど、
この言葉は使いやすくなります。
普通の基準は、意外と流動的
ここで一つ、
見落としやすい点があります。
「普通」の基準は、
人によっても、状況によっても、
かなり変わります。
- 周りがどうか
- 今の気分
- 直前に見たもの
これらに引っ張られて、
普通のラインは簡単に動きます。
気づかないうちに、
基準が少しずつズレていくこともあります。
「普通」を使いすぎると、自分の感覚が後回しになる
「みんなもやってる」
「特別じゃない」
こう考える回数が増えると、
自分の感覚が
後回しになりやすくなります。
- 本当は少し引っかかっている
- でも普通ならいいか
- 気のせいにしておこう
この積み重ねで、
違和感に気づくタイミングが
遅れていきます。
判断が鈍るのは、「考えなくなる」から
ここまでの話をまとめると、
判断が鈍る原因はシンプルです。
- 普通だと思う
→ 考えなくなる
→ 同じ選択を繰り返す
意志が弱いわけでも、
考える力がないわけでもありません。
考えなくてもいい仕組みが
できているだけです。
「普通」を疑う必要はない。「確認」すればいい
誤解しないでほしいのは、
「普通」を全部疑え、
という話ではありません。
やることは、
もっとシンプルです。
- これ、今の自分に合ってるかな
- 今の状態でも大丈夫かな
一度だけ確認する。
これだけで、
判断はかなり戻ってきます。
普通より、「今どう感じているか」を優先する
世の中の普通よりも、
大事なのは、
- 今の自分の余裕
- 今の疲れ具合
- 今の判断力
これを無視すると、
あとからしんどくなりやすい。
普通かどうかは参考程度。
最終的には、
今の自分に合っているかで決めていい。
「普通」を使う前に、一呼吸
次に
「これくらい普通」と思ったら、
一呼吸だけ入れてみてください。
- 普通だけど、今日はどうかな
- 普通だけど、今は余裕あるかな
これだけで、
判断は流れにくくなります。
判断は、取り戻せる
判断が鈍っていると感じても、
それは戻せない状態ではありません。
- 気づけている
- 言葉にできている
この時点で、
もう一段進んでいます。
このブログでは、
こうした小さな言葉の裏側を
これからも整理していきます。
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